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薬剤師・薬局のビジョン(平成27年10月厚生労働省発表、抜粋)

患者本位のかかりつけ薬局へ

1. 立地から機能へ

便利さだけで選択される存在から脱却し、薬剤師としての専門性、24時間対応・在宅対応等の様々な患者・住民のニーズに対応できる機能を発揮することで患者に選択してもらう。

2. 対物業務から対人業務へ

患者に選択してもらえる薬剤師・薬局になるため専門性やコミュニケーション能力の向上を通じ、薬剤の調整などの対物中心の業務から患者・住民との関わりの度合いの高い対人業務へとシフトを図る。

→ 薬剤師が薬を渡すまでだけでなく、薬を渡した後まで、薬剤師がフォロー、次の処方の前に薬物治療の適正化に向けて動く。

3. バラバラから一つへ

患者・住民がかかりつけ薬剤師・薬局を選択することにより服薬情報が一つにまとまり、飲み合わせの確認や残薬管理など安心できる薬物療法を受けられる。
薬剤師・薬局が調剤業務のみ行い地域で孤立する存在ではなく、かかりつけ医をはじめとした多職種・他機関と連携して地域包括ケアの一翼を担う存在となる。

かかりつけ薬剤師・薬局が持つべき機能

ーかかりつけ薬剤師としての役割の発揮に向けてー

薬剤師は従来の対物業務から対人業務へシフトを図ることが必要。
・処方内容のチェック・多剤・重複・投薬や飲み合わせの確認
・医師への疑義照会、医師へのフィードバックや処方提案
・丁寧な服薬指導、在宅対応に通じた継続的な服薬状況・副作用等のモニタリング
・残薬解消など
患者・住民が安心して薬や健康に関する相談に行けるよう患者の心理等にも適切に配慮して相談に傾聴し平易でわかりやすい情報提供・説明を心がける薬剤師の存在が不可欠であり、かかりつけ薬剤師にはこうしたコミュニケーション能力を高める取り組みが求められる。

薬剤師が、こうした対人業務に関する専門性やコミュニケーション能力を向上させ、かかりつけ薬剤師としての役割を果たせるよう、医薬関係団体や学会等が連携をしながら、必要な研修の機会を積極的に提供することが求められる。また、医療機関において、薬局薬剤師が研修を受ける機会が提供されることも重要である。
他方、薬剤師自身も、高い職業意識と倫理観を持ち、こうした研修の機会や(公社)薬剤師認定制度認証機構が認証する団体や大学などが提供する種々の薬剤師研修認定制度等を活用して、常に自己研鑽に励み、最新の医療及び医薬品等の情報に精通するなど専門性を高める必要がある。

健康サポート薬局のあり方について

(平成27年9月厚生労働省、抜粋)

かかりつけ薬剤師・かかりつけ薬局としての基本的な機能

地域包括ケアシステムの一翼を担い、
薬に関していつでも気軽に相談できる、かかりつけ薬剤師がいること。

(※自治体ベースで「住まい」「医療」「介護」「生活支援・予防」を“包括的に”体制を整備していく)

①服薬情報の一元化な把握とそれに基づく薬学的管理・指導
②24時間対応、在宅対応
③かかりつけ医をはじめとした関係機関等との連携強化

健康サポート薬局

健康サポート薬局

かかりつけ薬剤師になるための要件

H28年 調剤報酬改定で「かかりつけ薬剤師指導料」が新設されました。

薬剤師側の要件

①薬剤師として3年以上の薬局勤務経験があり、同一の保険薬局に週32時間以上勤務しているとともに、当該保険薬局に6ヶ月以上在籍していること。

薬剤師認定制度認証機構が認証している研修認定制度等の研修認定を取得していること。
(認定薬剤師の要件は 2017 年4月1日より施行 )

③医療に係る地域活動の取組参画していこと。

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